傑作!甍(いらか)初の火入れ。赤林檎、ライチ、白桃が混ざり合う果実感、とても穏やかな香りが広がります。酸味が際立ち、甘味とキレのバランスが絶妙で、瑞々しい仕上がり
日本で最も新しい日本酒蔵元「甍(いらか)」から、初の火入れ酒「銀・藍」が届きました。その出来えはとても素晴らしい逸品です。
味わいは、赤リンゴ、ライチ、白桃が混ざり合ったような果実感が特徴で、とても穏やかな香りが広がります。酸味が際立ち、甘味とキレのバランスが絶妙で、瑞々しい仕上がりとなっています。
使用された酵母は、25年前のもので門外不出とされていた貴重なものだそうです。そのため、どこか昔の吟醸酒を思わせるナチュラルな風味も感じられるのが良いですね。
「大信州」を育て上げた名杜氏の技術が、この蔵元で、このお酒でまた新たな美味しさを確立した と言えるでしょう。さすがの技が光ります。
「今回、25年前に田中勝巳氏と長野県の日本酒鑑定官の先生が共同で開発した酵母を-80度の冷凍庫から蘇らせて使用しました。
当時、同じ長野県で産まれた「アルプス酵母」が香り高い酵母として有名であり、新酒鑑評会ではこの酵母を使わないと入賞できないと言われる時代でした。
この酵母は、その「アルプス酵母」の派生から生まれ、田中氏が実用化に成功しました。
田中勝巳氏は、20年以上にわたり、「大信州酒造」で製造に携わり、「超辛口純米吟醸」「手いっぱい」といった名だたる銘柄を育て上げた長野県の著名な杜氏 として活躍しつつ、また、営業面でも精力的に活動されていました。
日本酒業界では誰もが知る存在である氏が独立し、2年の準備を経て、長野県中信地方の松川村に新設された、甍(いらか)酒造の製造責任者(杜氏)として復帰されました。先日、素晴らしいお披露目が行われ参加してきました。
場所は松本から車で30分ほどの北アルプス山麓の高台にあり、観光道路として著名な「安曇野アートライン」と隣接しています。この地域は美術館が点在し、非常に風光明媚な場所として知られています。
北アルプスのその向こうに広がる景色を背景に、蔵を取り囲む建物は一切なく、伏流水が直接井戸に流れ込む、雪解け水そのままの柔らかな水(軟水)が使用しお酒が醸されます。
原料米にもこだわり、同じ松川村周辺で、北アルプスの山々から直接水が注がれる「田んぼ」で無化学肥料の「特別栽培」が行われ、 「ひとごごち」や「金紋錦」のみが使用 されています。
蔵は、「大信州」時代に新蔵を立ち上げた経験をもとに、コンパクトながらも品質の高いお酒を醸すために、細部にこだわって設計されています。
まず、造りの中心である「麹室」では、伐採後に長期間寝かせた桜の木を壁材に贅沢に使用し、木樽で貯蔵されるワインにも似せて意図的に全て木製の道具を使用しています。また、大信州時代と同様に情熱を込めた手作りの麹づくりが行われています。
さらに、酒質に大きな影響を与えるとされる「お米の蒸し」部分にも、これまでの考え方に基づいて新たな機器を導入し、理想とする素晴らしい仕上がりの蒸し米が生まれたと語っています。
また、発酵タンクも小型のものを使用、最高のお酒を生み出すために600kg仕込みの出品酒を仕込むような方法で、心ゆくまで手をかけています。
さらに、今回は独自の工夫により、「醸造乳酸」の使用をやめ、お米、麹、水、酵母だけで自然な仕込み にしています。」
原料米:長野県北安曇郡松川村「ひとごごち」(特別栽培米)
アルコール分:15%
製造者:長野県北安曇郡 甍酒蔵
--------------------



※当店からのお願い
【商品の保管方法について】
生酒についてはクール便を推奨しており、保管方法は冷蔵庫での保管をお願い致します。火入れ酒についても夏季はクール便を推奨しております。商品発送後の品質管理について、弊社は一切の責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。
【ご到着日について】
ご注文日から1週間以内の着日指定をお願いしております。この期間中のみ、商品をお取り置きいたします。
【店頭引き取りについて】
オンラインでご注文された商品の店頭引き取りはお受けしておりません。
【追加注文について】
追加注文は承っておりません。同梱をご希望の場合はキャンセル後に再度ご注文ください。