精米歩合33%の「三十三」は、「Extreme」シリーズの中のエントリーモデルです。「極限」や「光明」といった精米歩合一桁台の楯野川は、「三十三」の延長線上に位置するといえます。穏やかながら完熟した果実のような香りと甘味がきめ細やかに膨らみ、奇麗な余韻を残します。
原料米:山形県産出羽燦々100% 精米歩合:33%
アルコール度数:15度
山形県酒田市 楯の川酒造
【蔵元コメント】
たいていの蔵元の最上級品は精米歩合35%がいいところではないだろうか。なぜ精米歩合35%が最高のお酒なのか。果たして、その根拠はあるのだろうか。楯の川酒造では、毎年毎年、高精白に注力してきた。「精米歩合35%が最高」という日本酒業界の常識からいち早く抜け出し、更に高い次元を目指したのだ。「精米歩合だけがいいお酒の基準ではない」という声も聞こえるが、思考停止のいい事例だと私は思う。
やはり、綺麗で繊細で良い酒を造るためには、精米歩合のパーセンテージは低い方、より磨いた方がいい。それは、自分に言わせれば山登りと同じ感覚だ。3合目と5合目でも見える景色は全然違うし、澄んだ空気の中、下界を見おろすには高いところまで登った方が綺麗に見えて気持ちいい。それと同じ感覚なのだ。私は綺麗なお酒が好きだ。米を磨いて醸した方がお酒は綺麗に仕上がる。綺麗なお酒を楽しむためには、精米歩合の階段も上へ上へと、登らなくてはならない。そのように私は確信している。
精米歩合だけが日本酒に価値を付与するものでないことは、十分に承知している。ただ単に精米歩合の競争を煽っているわけではない。より磨いて精米歩合のパーセンテージを低くすることを薦めるのは、国内の米の消費量が落ち込む中、高精米の日本酒を造っていくことが、米の消費拡大の一助になり、地方創生の中心的な役割に成り得ると信じているからである。
六代目蔵元 佐藤淳平
商品説明
蔵元から販売を任せていただいている。蔵直・正規取扱店。酒泉洞堀一。 穏やかながら完熟した果実のような香りと甘味がきめ細やかに膨らみ、奇麗な余韻を残します。「楯野川 Extremeシリーズ 純米大吟醸 三十三」
商品仕様
製品名: | 楯野川 Extremeシリーズ 純米大吟醸 三十三 720ml |
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メーカー: | 楯の川酒造 |
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