「愛山80」熟れた火入生詰酒。このお酒は面白いですね。ベストの楽しみ方は「ぬる燗」です!その温度帯で生詰めのフレッシュな火入れ酒のようなバランスで味わえます。
「三千櫻(みちざくら)」は、お客様から北海道のお酒が欲しいという要望をいただき、酒問屋の日本名門酒会さんを通じて入荷したお酒です。
元々は岐阜県中津川市に蔵がありましたが、北海道上川郡東川町が公設酒蔵を建設し、そこに入って運営する酒蔵の公募に応募して移転したとのことです。
「美味しい水と米があれば、美味しい日本酒も、と多くの人が思う中、残念ながら東川町には「地酒」がありませんでした。かねてから「東川町らしい日本酒」を作りたいと切望していたものの、いかんせん酒造りのノウハウがない。そこで2019年、ついに「公設民営型」という全国的にも珍しい形態での公募に踏み切り、そこへ名乗りをあげたのが三千櫻酒造でした。
「公設民営型」とは、酒蔵としてのハードの部分は「公」である町が用意する。酒造りや蔵の運営などソフトの部分は、酒造りのプロである民間の酒蔵に一任する。そんなWin-Winの関係です。(三千櫻公式ページより抜粋)」
今回入荷したのは、「愛山80」です。この人気の酒米は、精米歩合80%という低精白で仕上げられていますので、どのようなお酒になるのか興味を持って取り寄せてみました。
初めて口にした瞬間は、まさに熟成が進んで飲み頃になった酒といった印象を受けました。素材である穀物の本来の風味をしっかりと楽しむことができるタイプで、愛山米の特徴はどこに現れているのかな?と思いました。
しかし、後半になると「柔らかな抜け」が感じられ、そこにはふんわりとした女性らしい美しい風味が広がっていきます。そして、余韻も程よく残っていく中で「愛山」という存在に納得しました。
温かい燗酒にすると、本当に驚くべき味わいが広がります。穀物の風味が目立たず、代わりにフレッシュな感じが戻ってきます。生酒を火入れしたような甘味が立ち、酸味はその周りを包み込むような感じです。
このお酒は面白いですね。ベストの楽しみ方はぬる燗で、その温度帯で生詰めのフレッシュな火入れ酒のようなバランスで味わえます。北海道で造られたお酒なので、温めることが前提となっているのでしょうね。きっとその風味を最大限に引き出すためですよ!!
原料米: 愛山100%
精米歩合:80%
アルコール分:15度
製造者:北海道上川郡東川町 三千櫻酒造
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<1800ml>はこちら
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商品説明
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商品仕様
製品名: | 三千櫻(みちざくら) 純米 愛山80 720ml |
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メーカー: | 三千櫻酒造 |
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