
長野県松本市 大信州酒造 大信州
田中勝巳杜氏率いる職人集団が安曇野平野の水や気候の天恵を受け醸す美酒。北アルプスから流れ出て約40年の柔らかい伏流水をベースに、全て大吟醸を造るような限定給水・手造り麹・小さなタンクで低温長期発酵を経て醸される。辛口でも旨味がグッと来る”大信州”やはり原料米の素晴らしさ、そしてそれを作る農家の素晴らしさを感じてほしいと思います
その原料米の全ては顔の見える長野県産であり契約農家産米100%になっています。お米は全て自家精米で全てお米農家さん別に精米して仕込みも農家さんごとにシングルカスクで仕込んで、商品になるお酒も全て農家さんごとに瓶詰め。
農家軒数は現在10軒、「ひとごごち」と「金紋錦」を作っています。それぞれの特徴は”ひとごごち” は綺麗、”金紋錦”は口に入れた時の何とも言えない柔かみがあり出来立てより置いた方がいい。
ただ作ってもらうだけでなくて全農家とお米造りの勉強会をして対策や問題点を共有し、さらに良い原料米を追及しています。
仕込は”神は細部に宿る”を合言葉に全ての酒全ての工程が大吟醸造りです。大吟醸造りでいいと思ったことは全ての酒で行うようにしています。
その平均精米歩合は53%、最初の工程” 洗米”は全て限定給水。毎日午後の3時間は洗米、ストップウォッチで精密に時間を調整して限定給水を行う。杜氏曰く「全て麹米を49パーセントにしたら味がガラッと変わった瞬間があった」とのことで。大吟醸麹は味への良い影響が堅調に感じられる。
酒造りは10名で、手造りが多く自家製米もしてるから人数がいる。手仕事の中に機械化ができることがあるかもしれません。しかし、効率を求めて本質をも機械化したなかで生まれた日本酒は単なる加工食品であり、文化とは言えない気がします。「大信州は文化を造り出したい」そうなんです。
そうやって出来上ったお酒はストレスが全くない水に甘みが乗ったような流れの良さ!そして米の旨味が長い余韻にしっかりついてきます!軽快なんだけど、飲む度に印象を残していく酒が出来上がっています。

特別純米辛口味幅があり香りも良い吟醸酒のような純米酒、食事の相性が幅広いのは勿論お酒だけでも楽しめる懐の広いお酒です。
純米吟醸超辛口特別純米をさらに繊細に精密にグレード上げたのが純米吟醸超辛口、お料理は和食等の繊細なお料理に合わせていただきたい。
純米吟醸手の内お米の味わいを引き出すように醸された芳醇辛口酒。より旨口好みの方にお料理は中華や洋食まで合わせていけます。
純米大吟醸手の内田中勝巳杜氏が今持っている全ての技術を投入したお酒。繊細で芳醇で切れ味豊かそして余韻も長く、まさに天恵の美酒です。