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【ワイナリー資料より】
メルロー90%、カベルネ・ソーヴィニョン10%。開放発酵桶で全ての葡萄を一緒に発酵させる、マセレーションはヴィンテージによるが15日間程度、発酵終了後、一部の澱を抜き取り、ステンレスタンクと大樽で9ヶ月程度熟成。粗いフィルターにかけてアッサンプラージュ,その後、3ヶ月程度落ち着かせてからボトリング。
ワイナリーについて
1993年に設立されたダリオ・プリンチッチ。フリウリのナチュラルワインの中心人物として、今では欠かせない存在ですが、その歴史は短く、平坦なものではありませんでした。
『グラヴネル、ラディコン、ラ・カステッラーダ等のワインや地元のサラミ等の食材を販売しながら、自宅の1階でバールを経営しながら生活していた』
グラヴネルやラディコン、ロンコ・セヴェッロ等は代々続いているカンティーナですが、ダリオの実家は貧しい農家で、ワインを造るなんて不可能だったのです。
『友人である故スタンコ・ラディコンやグラヴネルのワインを飲み、その成功を見ていると自然と自分もワイン造りに興味を持つようになった。スタンコに学び、ワイン造りを開始』
無名のダリオが造る茶色く濁ったワインは売れるはずもなく、地元の数軒のレストランと自分の経営するバールで販売し、何とか生計を立てていました。
『10年以上経った頃、マセラシオンした白ワイン、トレベツ(3品種アッサンブラージュ)が人気となり、ようやくワイン造りだけで生活できるようになった』
90年代、ヴィニタリー会場の通路部分にラディコン達とブースを出し、試飲させますが、その当時のソムリエやバイヤーは理解できず、欠陥ワインと言われ続けていました。
『当時アンタッチャブルとされていたダリオ・プリンチッチを1番最初に理解し、サポートしてくれているのが日本だった。偏見なく、味覚だけでワインを判断してくれた』
日本から逆輸入される形で、イタリアのみならず世界中で人気となり、今ではイタリアのナチュラルワインの中心人物にまで成長。畑は10haまで拡張するに至ります。
『ラディコン、グラヴネルの重く力強いスタイルで人気となった長期マセラシオン。僕達のワインは、それまでの造り手とは違い、華やかな香があり、軽快さがあったので驚かれた』
武骨で重厚で、少しスノッブ。少し解り難い味わいであったグラヴネルやラディコンのワインと比べて、若い内から華やかで親しみやすい味わいはダリオの人柄そのもの。
『次男がラディコンの娘と結婚。親戚関係になった。スタンコが亡くなった事もあり、今ではラディコンとプリンチッチは畑仕事も共同で行っている』
2人の息子とサシャ・ラディコンがお互いの畑の管理を行いながら、ダリオは醸造に専念。30年以上のワイン造りを経験して、ここ最近のダリオのワインは深みを増しています。
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品種:メルロー、カベルネ・ソーヴィニョン
アルコール分:13%
商品説明
午前10時までの注文で最短即日発送!【正規取扱店】実店舗と通販の運営で豊富な在庫を確保!シャルドネ 80%、ソーヴィニヨン・ブラン20%。比較的若い葡萄を使用するが、それでも10年以上の樹のみ。
商品仕様
製品名: | DARIO PRINCIC ダリオ・プリンチッチ / VINO ROSSO ヴィノ・ロッソ 2022 2023 750ml【自然派 イタリア 赤】 |
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