うすにごり、日本で一番のナチュラルなシャルドネだと思います。
糖度が上がった葡萄を天然の力で１年以上樽発酵！濃淳な果実味に優しい口当たり「ファンキーシャトー」

このワインを飲んで2018年を思い出しました。記録的な高温が連日続いた夏、そして９月はこちらも連日の雨　

丁度収穫期に長雨だったため、暑さで熟しきった 葡萄が雨でどんどん傷んでしまったという話も聞いています。

その葡萄がこうやって素晴らしいブルゴーニュ的栽培をする造り手によってワインになる。確かにその気候が封じ込められています。

長野県の姥捨地区と上田地区に挟まれた高地の青木村にあるファンキー・シャトーさん、ブルゴーニュのトップドメーヌの葡萄造り、ワイン造りを意識したその畑は風の抜けも日当たりもよいとても素晴らしいものです。

2018はその暑さを反映してしっかり糖度の上がったシャルドネは樽内での野生酵母発酵で、主の発酵が終わっても微々のガス感を伴う発酵が１年以上も続いたのだとか！！

その味わいは確かにしっかりした果実味にまず心を奪われます。そしてその優しい口当たりと樽発酵での深みを加えて、エレガントで厚い！！

長野でのこんな素晴らしいシャルドネ・ワインが出来るんですね、驚きとともに飲んでいただけます。


「2018年の年間降水量842mm日照時間は2430.6時間。1月から8月まで月間日照がいずれも200時間を超す猛暑は気象庁の統計開始以来の記録的な高温となった。一方、9月は一転して秋の長雨、日照100時間、降雨量は年間約30%、244mmが集中することとなりChardonnayは波瀾の収穫期を迎えた。やっと好天となった10月の日較差のある柔らかな陽射しの中10月3日に収穫、悪天候により収量は例年の半分となった。約2か月の樽内自然発酵ののち熟成に入ったが、頑張ったブドウの個性か、わずかな残糖の緩徐な発酵が約1年継続。コルクテイントのリスクを最小限にしたい思いからDiamコルク（10年保証）を使用してビン詰めし、さらに14か月間瓶内で静かに熟成したChardonnayは、未だ微発泡感を残しつつもオーク樽の香りが複雑に絡み合うドライなワインに仕上がっています。（裏ラベルより）」

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