フランス・ルーション・バニュルス
急斜面と灼熱な土地から、ナチュラルに栽培された葡萄は土地の奥深くまで根を伸ばして、
しっかりエキス分を吸った素晴らしいピュアな一滴
ヨーロッパ有数のリゾート地、地中海に面したフランスとスペイン国境の港街「バニュルス」
バカンスシーズンには陸続きの北欧からも人が押し寄せるという、一大人気リゾート地 。
この地はフランス一の乾燥地帯で、その気候を生かした葡萄造りが盛ん、町に迫る険しい山は実は全て山に囲まれ、それ全て葡萄畑という側面があります。
そこは険しい斜面で機械を使えず、そして太陽の光も強く栽培家の体力は奪われ、葡萄栽培には大変の労力がかかる場所、しかしそんな場所だからこそナチュラルに栽培された葡萄は土地の奥深くまで根を伸ばして、しっかりエキス分を吸ったた素晴らしいピュアな一滴ができます。
今回はその土地の赤ワイン、樹齢20年のシラー酒赤といっても普通に醸造すると濃淳すぎるものになるため、白ブドウのマルサンヌ種のプレスされたジュースを一緒に発酵させ爽やかも獲得したワイン。
シラーの味わい前回で余韻長く、この場所ならではの干しレーズンと複雑味と胡椒や革、ベリーの味わいなど
複雑さと爽やかなが素晴らしい、これぞ南フランスの素晴らしい赤という出来に
インポーターから案内
「所有する畑の中でも山側に位置するカニグーの山裾、標高650メートルの花崗岩土壌で、内陸のタレラックという地区にある区画。樹齢20年の全房、除梗した2種類のシラーに、ダイレクトプレスしたマルサンヌのジュースをブレンドし、その後5日間マセレーション。2020年1月に瓶詰め。
ジョルディ曰く、フレッシュさを求めたキュヴェ。抜栓直後からフレッシュな黒系ベリー、ブラックベリーやカシスの果実感とホワイトペッパー、野生のタイムなどの香りが華やかに立ち上り、決して重すぎない質感。明らかにシラーの特徴が出ていますが、ルーションと言うより北部ローヌと言ったエレガントな仕上がりになっており、酸、丸いタンニン、果実の旨味、すべてがバランスよく整っており、まるで引っ掛かりのない液体に仕上がっています。改めてジョルディのセンスを感じられます。」
その熱さを生かした濃厚なワイン造り、アルコールも足した酒精強化ワインが主流でしたが
その地でも工夫して涼しいワイン=軽やかなワインを造る生産者が人気を集めています。
今回紹介するワイナリー「カゾ・デ・マイヨール」は2代目の造り手のワイナリー、初代はこの地でそんなワインを造り始めた元祖的存在のアラン・カステックさん、あまりにも険しい崖と強い太陽の畑で体力が続かいないということで後継者に指名したのがジョルディ・ペレズさん。
ラグビーをしていたということでガタイの良い彼、そんな強靭な身体を持つ人ではないと、この地の葡萄栽培を続けるのは苦しいということでもあります。
彼はボルドーでワイン造りを学んだということで、カチッとしたワインを造る傾向にしばらくあったようですが、この新しい入荷のヴィンテージはそこはよりナチュラルに振れていながらも自分らしい新しいステージに到達したようにも感じる。
この地は乾燥しすぎて植物が基本育たない、ゴロゴロとして荒涼とした土地に生えるのは葡萄とハーブ”香草のみ。
この地を一昨年訪問しましたが(寝不足と熱さで倒れそうでした)その土地で印象的だったのは、ハーブ・香草の香り、それがこの地のワインの第一の特徴。
飲み進んでいくとさらに、エキスの濃さ、乾燥して水が無いので土中のものがそのままワインに入っている感じに魅了される、それがバニュルスのワイン。
商品説明
フランス・ルーション・バニュルス 急斜面と灼熱な土地から、ナチュラルに栽培された葡萄は土地の奥深くまで根を伸ばして、しっかりエキス分を吸った素晴らしいピュアな一滴
商品仕様
製品名: | CASOT DES MAILLOLES カゾ・デ・マイヨール / Comax Bucolix コマ ビュコリックス 2019 赤 |
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