フランス自然派ワインツアー9 スペインル国境の港町「Banyulsバニュルス」へ。、リゾート地ながら険しい斜面での自然派ワイン生産も盛んです。「カゾ・デ・マイヨール」を訪問

 ル・ブ・デュ・モンドやドメーヌ・デュ・ポッシブルとワインも入る濃密な昼食(ようは宴会だわな~を頂いてラテゥール ド フランスを出発。車はハイウェイを一時間半、同じルーション地区のスペインル国境の港町「Banyulsバニュルス」へ。

前からバニュルスは・・「山が迫ったところに海があって観光地で凄いいいところですよ~(弊社・岩井)」
「熱海みたいなところ、今回のツアーで一番の観光地、ここの葡萄畑が一番好き(ツアーの主催者・竹下さん)」

などと事前に聞いていて、否応にも期待が高まる!!

車はインターを降りて山を下りていくと海に向かう切り立った崖は一面葡萄畑!!

こんな感じの車窓からの風景だったな~ 

この辺りはワインがすぐに完熟してしまうので、アルコールを足して作る”酒精強化ワイン”がたくさん作られているとのことだけど

ナチュラルワインも良いものが出来るということでこの険しい土地での葡萄造りに精力を燃やす人が何にもいる。

今回訪問するLe CASOT des MAILLOLES ラ・カゾ・デ・マイヨール、そしてDOMAINE BRUNO DUCHENEドメーヌ・ブリュノ・デュシェンなども著名!

「日本人でも庄司博文・リエ夫妻がここでワイン造りをしている。instagram
実は国外退去命令が出て現地のニュースでも話題に←現在は良い方にむかっているそう。」

山の上の国道から曲がりくねった道を下りて街に!そんな感じは確かに熱海にそっくり
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熱海の海岸沿いのような海があって砂浜があって、それ沿いにはホテルやカフェ、レストランがあってたくさんの人が外のテーブルでバカンスを楽しんでいた。
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良くみると仕事を引退されたような年輩の方ばかり、6月末ですので働き盛りの方はまだバカンスシーズンでなく、そのような高齢の方が光を求めてフランスだけでなくヨーロッパ中から集まってくる。
狭い入り組んだ街の中の共同駐車場に車を止めて、街中の一軒家のカーブ(醸造所)に向かう。とても暑かった!(8月初旬の今の日本よりは暑くないが)

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Le CASOT des MAILLOLES ラ・カゾ・デ・マイヨール のジョルディ・ペレズさん35歳

前のオーナーのアラン・カステックスさんの引退による蔵を受け継いだ

もともとラグビー選手で体力には自信がありそう!強靭な体力を必要とするバニュルスの急斜面の畑にはピッタリ!?

学校卒業後に公務員になったそうだけど飽き足らなくなりボルドー大学で醸造学を勉強、いくつかのワイナリーでの醸造スタッフを経て、この土地にあこがれてバニュルスに。

丁度全オーナーが引退を考えた時期、そこで引き継いで3年目とのこと。
挨拶もそこそこに畑に行こうと、車に戻り、街の裏山をグングン登っていく、車を止めてゴロゴロの石とハーブがところどころに生えた山道を上がる(なんと灼熱の南フランスなことか!)
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バニュルスの街がこんな風に一望!
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海がなんて綺麗、ここはタイユロックという畑の最上部
少し下ってまっすぐ街を見下ろす場所の畑の最上部に腰を下ろす。
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海と街と急斜面と美しい空、ここは世界一美しい畑と言われているそう。
この急斜面は機械を寄せ付けず、手作業の世界でツルハシを手に葡萄を植えなければいないそう。
ここは表面に20cm土があるだけでその下は硬いシストの土壌、縦に地層がありそこを水を求めるように葡萄の根が入っていく、いろいろな葡萄、何種もある畑。シラー、ルーサンヌ、マルサンヌ、ヴィオニエ、カリニャン、グルナッシュ
畑の説明を少し受けたところで、とりあえずここから出来たワインを飲もうよ!と
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ラ・カゾ・デ・マイヨール/ヴァン・ド・フランス・ルージュ・コマ・エティリックス2017
上記の畑に植えられた葡萄を混醸。
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なんて贅沢な時間、灼熱の南らしく濃いけどエキス分たっぷりで酸があって旨い!!
ここは1年間250mlしか雨が降らなうようで本当に乾燥地帯。周りの花々の香りがワインに移る、それもテロワールと作り手。
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こんな美味しいワインを育ててくれた葡萄の木に感謝!
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バニュルスの市街地にあるカーブ(醸造所)に。狭い!普通の商店くらいのスペース。
と思ったら、来年は近くにいい物件が見つかって移転予定なんだとか・・
でもここはこういう急斜面での栽培で過酷にもかかわらず、収量が採れないそうで・・どうしてもワインも高めになってしまう。
実は数年前の大手ワイナリーグループがこちらの葡萄の出来に注目して進出したが、数年であまりの低生産量で採算が合わないと判断、撤退してしまったんだとか(^_^;)
その少ないワインも人気で世界中あっと売れてしまうようで・・ワイナリーの在庫もほとんど無い感じ。

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彼のワインはまるで料理人のように作るんだそうだ、
インポーターさんの資料によると「ジュースを絞った白ブドウの搾り滓の上に、徐梗した黒ブドウと全房の黒ブドウを入れ、さらにダイレクトプレスした別の白ブドウのジュースを入れてステンレスタンクで発酵」(@_@ )
とにかくナチュラルで力強いんだけど優しく、あとになって”美味しかった~また飲みたい!”となる印象に残るワイン。
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昨年は本当に収量が少なくて既存ある幾つかのキュベを出すには本数が少なすぎて、ブレンドで1500本造ったのが上記のワイン。30日マセラシオン
ですので二度と出ないワインになるんだとか。
夜はカーブの2.3件隣りにあるナチュラルワイン専門店で会食ということになり、ホテルに行く
ワイナリーから徒歩で帰れるところにある海沿いのホテル、Hotel Les Pecheursに。車を何とか止めて宿に荷物を解く。
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それで歩いて自然派ワイン中心の酒屋兼レストラン、シャディック(Xadic del Mar)へ。

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ルーションン地区を中心にした自然派ワイン(ヴァン・ナチュール)が買えて、飲めます。
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こんな感じで地元ルーションのワインが大量展示?販売
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こちらの名物オヤジ”マニューさん”。 一人で切り盛りしていて、のんびりしたペース(フランスだとこんなもの!?)でも確実にワインに合う素材重視のお料理を出してくれました。

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カゾデマイヨールの白も飲んだ!もちろん美味しかった。

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こんなお料理を食べたよ。上がお野菜とチーズ、下がザクロにチーズ

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もう一軒行こうということで夜のバニュルスの街を歩く、ヨーロッパの古い町並みと温かい照明はいい感じですね~
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歩いて5分くらいのLES9CAVES

ここはルーションの人気醸造家「ブリュノ・デュシェン」さん中心の自然派生産者 9蔵同志が共同で作ったカーブ(醸造所)でレストランであり、酒屋であり、宿泊も出来る!
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この日6/21は実は fete de la musique(音楽の日)
夏至のこの日、夏の訪れを祝おうとフランス全土の野外で音楽が演奏されます。
 
海沿いのイベント会場でもこのように音楽で皆さんが楽しそうに踊ってた!

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ここ9CAVESでも、こんな感じで生バンドはいませんでしたがDJをかける音楽に合わせて皆さん躍り明かす♪
陽気が国民性いいね~OK
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ホテルに帰る夜道、綺麗だね~
翌朝、朝早起きして40分ほどバニュルスの街を走る
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坂と石畳の街を駆け上がる!
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街のすぐそこまでシスト土壌が迫る
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街のすぐ上にも葡萄畑が!
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朝の市場に!
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造り手の想いがこもる珠玉の酒が集う
日本酒、ナチュラルワイン、国産ワイン、梅酒、焼酎。名古屋市西区枇杷島に「Shusendo本店」 地下鉄伏見駅伏見地下街に「Shusendo Mini」の2店舗を展開中。 通販・ネットショッピングにも対応。
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