羽根屋 10周年の『煌火』に込めた想い、そして新商品『SHINE13度』、新たな挑戦の『愛山』と『雄町』について話を伺いました。

煌火シリーズも10周年、安定した人気蔵元に成長した羽根屋さんにzoomで繋いでお話を伺いました。そこには蔵元を語っていただくには必要なお二人・・

社長・蔵元杜氏として良い酒を安定的に醸すことに集中しておられる『羽根敬喜さん』。

そしてそれ以外の商品企画やネーミングからラベルデザイン、そして蔵元の顔として営業の窓口となっている奥様の『羽根千鶴子さん』に話しを伺いました。

目次

誕生して10周年、四季醸造を続ける 蔵の柱の 『純米吟醸 煌火(きらび)』

1年中フレッシュな生酒が楽しめる

羽根屋といえば”純米吟醸 煌火(きらび)生酒。四季醸造が行われることで1年中フレッシュな生酒を楽しめるこの酒。なんと10年の間で製造をお休みしたこの先日のコロナ渦の4月~5月の一ヶ月だけだったそう。その間休みなく神経を研ぎ澄まし酒造りを続けてきた蔵元の努力には脱帽です。

”ふくよかな優しい味わい”をイメージにそのストライクゾーンを外さない酒造り

「私供にとっては煌火(きらび)を出したのは革命的なことでした、エネルギーを感じられインパクトを与える酒を目指して造り上げた酒です、お蔭様で10周年でその間は課題も色々あって、一つ一つ解決しながら日々造ってきました、”ふくよかな優しい味わい”をイメージにそのストライクゾーンを外さない酒造りを心がけています。加えて軟水を使用で優しさは良く表現できますがその反面脆さもあり、それが崩れにくい酒造りも心がけています。

硬いお米にしっかり麹菌を突き入れて、しっかり溶かす

特にここ3~4年は高温続きで原料米の五百万石が硬くその対応に追われてきました、硬い米をしっかり溶かすためにしっかり麹に菌を突き入れてその状況でも変わらない酒質が出来上がるようになってきています。また冬の仕込みは新米は柔らかく、夏はお米も硬くなりますので、そこも麹の造り方を変えて対応しています。

食事の相性は魚介中心で、寿司は甘海老・白海老。イタリアン・エスニックにも

食事の相性は魚がやはり中心に据えています(富山は魚介類の宝庫であり、蔵元は港に近い立地です)寿司は甘海老・白海老 煌火がその味わいを広げます、その他魚介関連でイタリアンやエスニック料理にも合いますよ。」

煌火を試飲してみました

水のテロワール、軟水ですがしっかりミネラルがあります。その素性にフレッシュな米の味わいが織り込まれてナチュラルに入っていきます、辛さとか酸とかもあるのですが水を生かすことを重点が置かれてそこに合わせるようにチューンナップされている印象、その素直さが和食にも相性が良く、その分野でも生酒としては異例の定番使用が多いのも納得、10年造り続けてきたことは伊達ではありません。

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