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![]() 寿福酒造蔵全景 |
![]() 寿福酒造の前には四季折々の花が必ず活けられ、道を行く人々の気持ちを和ませる |
| 「本格焼酎寿福絹子」醸造元寿福酒造は熊本県人吉市にある。人吉というよりは球磨といったほうが焼酎ファンにはとうりがいいもかもしれない。人吉球磨地方は四方を険しい山に囲まれた盆地である。北に山を越えると八代。東は宮崎。西は水俣、北は鹿児島という位置関係になる。この地方は盆地という特性から、500年間という長きに渡って相良氏が治める地だった。その居城である人吉城が町を中心を流れる球磨川沿いにあり、そのすぐ近くの古い町並みの続く一角に寿福酒造はある。 |
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| 人吉城から見る球磨川、橋を超えると中心街になる。川沿いには温泉旅館が続く。 | 人吉城には今も累々と石垣が残る。その石垣には進入を防ぐ「武者返し」があり、寿福酒造の米焼酎の銘柄名になっている。 |
| 盆地であるために特有の気候条件、寒暖差が大きく、冬寒く、夏暑い、また冬の午前中は霧につつまれる。この気候条件が焼酎造りに向き、古くから盛んに焼酎造りが行われてきた。現在でも29の蔵が存在する。伝統に培われた焼酎を造り続けてきた球磨焼酎であるが、チューハイブームによる焼酎のライト化の影響を受け軽い風味の焼酎(減圧蒸留)に方針転換する蔵がほとんどとなってきた。その中において伝統的な蒸留方法(常圧蒸留)のみを守る唯一の蔵が寿福酒造である。 |