驚きました、大阪でこんな濃密なオレンジワインが出来る!
花梨、アプリコット、紅茶感、最後の木感が複雑さ。余韻にミネラル・塩気、堆積層のテロワールを感じました。
奈良県との県境に位置する大阪の葡萄産地は、戦前は日本最大の葡萄産地だったそうです。
年々その畑は減っていますが、フジマル醸造所はその畑を借り受け、葡萄畑の維持をしつつ栽培も低農薬に努めて、年々素晴らしいそこから出来るワインの品質も上がってきています。
今回新たに登場した「Classic」は補糖無し、添加物無し、野生酵母、醸しオレンジワイン仕上げ、木樽熟成仕上げ。2020年と21年のマルチ・ヴィンテージでの複雑さも加える。
驚きました、大阪でこんな濃密なオレンジワインが出来るとは!
ブラッドオレンジや花梨、アプリコット、紅茶などのオレンジワインらしい味わいが充分に楽しめる。
フィニッシュのウッディなニュアンスがさらに複雑さを加えています。
余韻にはミネラル・塩気、 海の堆積層のテロワールを良く感じました。
以上の色々な味わいが複雑に絡み合う、素晴らしいワインです。
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以下はワイナリーのコメントです
🔳キュベに込めた想い
『自社デラウェアの美味しさをclassicな作りに落とし込んだらどんなワインになるだろう?』
野生酵母で自然発酵、亜硫酸は瓶詰めまで使用せず、瓶詰め時も必要な時に僅かに添加するのみ。
ワインに含まれるのは、基本的にブドウだけ。
これがフジマルのワイン作りの基本で、補糖や添加物・培養酵母に頼らない、もともとclassicなつくりともいえるのですが、
このキュベ「classic」が表す特徴は、特に「醸し× 木樽熟成」の部分のこと。
現代的なステンレスタンク熟成、トラディショナルなクヴェヴリ(甕)熟成とはまた異なる“classicな”デラウェアの美味しさを作り出せたかな、と思います。
🔳ブドウ&ワイン作り
『デラウェア×醸し×フレンチオーク』私たちが大阪柏原市で主力ブドウとして育て続けているデラウェア。
私たちのデラウェアは小粒で皮が分厚いため、特に醸した時の味わいはパワフルで複雑、ワイン 用ブドウとしてポテンシャルが高いと考えています。
これまで『デラウェア×醸し』のオレンジワイン自体は作り続けてきましたが、実はデラウェアのワインをフレンチオーク樽で熟成させたことはありませんでした。
しかし、ステンレスタンクで1年間熟成させた2020年収穫 デラウェアのオレンジワインが想像以上にパワフルでフィネスも高かったため、これなら強めの 樽香にも負けないと思い、新樽熟成を決めました。
これに、古樽で熟成した2021年収穫デラウェアのオレンジワインをアッサンブラージュすることで香味のバランスを整えています。
「classic」だけど新しい、フジマルのデラウェアワインが新登場です。
🔳ラベルコンセプト
ワインを作るには、まずブドウを育てて収穫しなければなりません。
長靴を汚れているように描いたのは、ブドウを育てた方達の努力を表現しています。
その後、様々な工程を経て時間をかけて熟成させ、その上でやっと、ひとつのワインが完成します。
当たり前に知っていることですが、大事なワインのストーリーだと思います。
それをシンプルに、クラシックな雰囲気で絵にしてみました。
(ラベル:青木もえか)
🔳テクニカルノート
キュベパピーユClassic 島之内フジマル醸造所 2020年・2021年収穫のデラウェアは
どちらも野生酵母による2週間の醸し発酵の後、いったんステンレスタンクで熟成。
20VTは1年熟成したのちフレンチオークの新樽へ。
21VTは澱が下がるのを待ってフレンチオークの古樽へ。
それぞれ約10ヶ月の木樽熟成の後、亜硫酸塩20ppmのみ添加して瓶詰め。
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原料:デラウェア(大阪府 産100%)酸化防止剤(亜硫酸塩) 使用内容量:750 ml
アルコール分:11% 総酸度:5.8 g/L 総亜硫酸:15.6 ppm 遊離亜硫酸<3.7 ppm
製造者:株式会社パピーユ 製造場:島之内フジマル醸造所
商品説明
驚きました、大阪でこんな濃密なオレンジワインが出来る!花梨、アプリコット、紅茶感、最後の木感が複雑さ。余韻にミネラル・塩気、堆積層のテロワールを感じました。
商品仕様
製品名: | 島之内フジマル醸造所 キュベパピーユClassic 2020-21 750ml |
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メーカー: | 島之内フジマル醸造所 |
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